借換えと偶発損失 | 米国会計基準でのLiability(負債)勘定

USCPA関連 / FAR
スポンサーリンク

米国会計基準での負債(Liability)の勘定に関して、まとめます。

f:id:Gun-Chan:20191002005831p:plain

ちなみにLiability勘定はAuditではCompletenessのアサーションです。

「発生した取引は漏れ無く記載されているの?」を確認する為に、証拠→財務諸表に向かって調べていきます。

understatement(過少計上)されやすい勘定です。

それでは、FARの範囲のLiability(負債)に関して復習します。

Balance Sheet勘定であるLiabilityは、Income statementのExpense or Lossとセットで出てくるので、仕訳を覚える時にはそのことを頭に入れましょう。

(Dr) Expense (or Loss)     xxx

     (Cr) Liability     xxx

スポンサーリンク

短期借入金の借換え

f:id:Gun-Chan:20191002011620p:plain

期末前に支払い期限が、1年未満のshort terms debtを財務諸表発行前にlong term debtに借換え(refinancing)する際、2つの条件を満たせば、前期末の財務諸表に遡及して修正をします。

2つの条件とは・・・

  • 借換えを行う意思があること。(intend to refinance)
  • 借換えを行う能力があること。(ability to refinance)

偶発債務

f:id:Gun-Chan:20191002011718p:plain

試験では100%出てくると思った方がいい。

期末からFS発行日までに起こった出来事を遡及修正するか、もしくは開示のみなのか、という2点がポイント。

★Probable & reasonably estimable

>>発生可能性が高く(Probable)、また合理的に損失額が見積もれる場合(Reasonably estimable)、前期末の財務諸表に遡及して修正します。

一番良くでてくるのは、訴訟(litigation)です。

例えば、特許権の侵害(patent infringement)でlitigationを起こされていで、そのdefendantとします。

弁護士の見解によると、その訴訟で負ける可能性が高く(probable)で、損失額が合理的に見積もれる場合(reasonably estimable)は、保守主義(conservatism)の観点から、先に損失を計上します。

例えば、損失計上額のthe amount of better estimateが300,000US$とすると、

(Dr) loss on damage claim           300,000

     (Cr) estimated liability loss on damage claim                300,000

上記の仕訳をきります。

もし期末以降、財務諸表の公表日までに判決が確定し、損失が400,000US$の判決がでた場合は、以下の仕訳を行います。

(Dr) estimated liability loss on damage claim     300,000

        Loss on damage claim                                100,000

        (Cr) Cash                                                           400,000

★Probable but not reasonably estimable

★Resonably possible

>>この2つの場合は、開示(disclose)は行うが、損失は計上しません。

★Remote

>>この場合は、開示も損失も計上しません。

IFRSの偶発損失

f:id:Gun-Chan:20191002011820p:plain

IFRSは偶発損失を負債計上せず、注記での開示のみを行います。

その代わり、引当金という形で負債計上は行います。

pointはpresent obligationで、そのobligationをsettleする為の資源の流出が必要となる可能性がprobableで、そのobligationの金額について、reasonably estimableの場合に引当金を計上できます。

第1回:引当金総論
このシリーズでは、実務において目にすることの多い引当金について解説していきます。第1回となる本稿では引当金の意義や計上・測定の方法について解説します。

今回出てきた英単語

Litigation  訴訟 (音節:lit・i・ga・tion)

例文:Our company has been in litigation since last year.

Patent  特許 (音節:pat・ent)

例文:We have applyed for a patent of our new product.

Infringement {特許権などの}侵害 (音節:in・frínge・ment)

例文:This is copyright infringement.

Plaintiff 原告・告訴人 (音節:plain・tiff)

例文:He is the plaintiff.

終わりに

Liabilityの一番のポイントは偶発債務ではないだろうかと思います。

よくTBS問題で、誤謬の修正や、会計原則の変更、報告主体の変更によるREの調整の所とリンクさせて覚えておく必要があります。

あとは、wrantyや、unearned revenueを仕訳で覚えていれば、問題なく解けるはずです。

では、これからもまだまだ頑張ります!

USCPAの転職
USCPA転職ならアビタス!業界に精通したプロがあなたをサポート!多数の求人の中からあなたの希望にあった条件で検索、専門キャリアアドバイザーから無料で転職サポートを受けられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました