どうもShingoです。
タイ2日目の夜に体験した破廉恥な夜
タイ2日目は、初めてオフィスに出社をし、バンコクの街中を汗だくになりながら歩き周りました。日中だけでへとへとになっていましたが、バンコクは夜が本番の街です。

タニヤ通りへGO
僕と先輩2人の3人でオフィスを夜の19時くらいに出て、日本人男性の憩いの場であるタニヤ通りへ向かいます。
タニヤ通りとは、道の両側にそれはもう綺麗でスタイルのいい日本人好みの女の子達が、これでもかと言うくらいに客引きをしている、日本人向けのカラオケが密集している地域です。
僕は、綺麗な女の子に全く免疫がなかった為、タニヤ通りを歩くだけでデレデレで、鼻の下が伸びまくっていました。やはり男は単純な生き物で、そんな女の子達から視線を向けられるだけで、元気が出てくるものです。タニヤ通りの真ん中まで来る頃には、昼の疲れはどこかに吹っ飛び、僕は元気になっていました。
目鼻立ちがくっきりしており、スタイルが良く、日本語で話ができる美人が沢山いるタニヤ通りは、もう日本人にとっては天国みたいな通りです。
僕らは、そんな美人がいるお店ではなく、「酒の店」という日本式の居酒屋に入って夕食を取ることになりました。
先輩たちとの夕食
タイ美人にカモのように操られる日本男児の姿があるタニヤ通りにある「酒の店」に入ると、「イラシャイマセー、サワディーカー」とここでもタイ美女の店員さん達が迎えてくれます。
先輩たちは、この店の常連のようです。タイ美人の店員さん達と何やら楽しそうにタイ語で会話をしています。「今日も美人だね」「もうっ!やだぁ♡」みたいな感じでしょうか。とにかく楽しそうです。
そして先輩たちとタイ美人の店員さんは、僕を見ながらタイ語で何か言っています。僕の名前をタイ語訛りで連呼しているので、恐らく「新しい仲間だ」的なことを言っていたみたいです。
そんな流れが一通り終わると、タイのシンハービアのジョッキが運ばれてきて乾杯です。
朝から1日中汗をかいて、動き回っていたので、のどがカラカラの体に、キンキンに冷えたシンハービアはのど越し抜群で、胃から体の全部に染み渡る感じがします。サラリーマンが仕事帰りにキンキンに冷えたビールを飲む意味がはじめてこの時分かったような気がします。
「おい、お前なんか頼め」と先輩に言われ、メニューの中から数点ピックアップし、先輩にこれでいいか確認した後、食事をオーダーします。
食事が運ばれてくるまでは、これから仕事をしていく上で気になることを聞きます。「銀行口座はどこで開設すればいいのか、休みはあるのか、交通費はどうやって精算すればいいのか」などなど。
先輩たちは言葉は荒いですが、詳しく教えてくれます。先輩たちも同じように不安だらけの所からスタートしたのでしょう。
先輩たちについて
食事を食べながら、先輩たちについても色々聞きました。今日は2人の先輩たちがいますが、もう1人の先輩は僕の会社のグループ会社で働いているとのことで、そのグループ会社で働いている先輩は後で合流するとのことでした。
先輩は、オーストラリア1年→香港1年→タイ4年目で、イケイケな感じのTさんと、
オーストラリア1年→シンガポール半年→タイ2年半で、優しい感じのMさん
オーストラリア1年→タイ1年目で僕の一つ上のKさん
この3人でした。その内のTさんとMさんは僕と同じ会社、Kさんはグループ会社に勤務していて、寮生活は全員一緒という感じでした。
僕も含めて皆独身で20代、盛りに盛っている年頃で、パワーもエネルギーも何もかも充実していました。
酒の店の後はパッポン通りへ
酒の店で軽く食事を済ませた後、明日も仕事だから帰宅するのかと思ったのですが、当然のようにタニヤ通りの隣にあるパッポン通りに移動します。
パッポン通りは、タニヤ通りとは異なり、ゴーゴーバーと言われる、水着を着た美人が台の上で踊ってるお店が沢山ある通りです。このパッポン通りは、お土産を売っている屋台等も沢山出ており、観光客でいつもごった返しています。
そんなパッポン通りのソイ2にあるバダビンというお店にまずは連れていかれました。店内はピンク一色で、お店の真ん中にお立ち台が合って、そこで水着のお姉ちゃんたちがタイ特有のアップテンポな音楽に合わせて体を動かしています。
だるそうにしているお姉ちゃんや、バリバリにダンスをしているお姉ちゃん達がいます。
そのお立ち台のまわりを囲むようにテーブルとソファーがあり、白人のおじちゃんに水着の女の子がたかっていたり、破廉恥なことをしている人達もいます。
僕は初めて見る光景に圧倒されていると、Tさんがノリノリでイケイケな感じで店の中に入っていきます。Mさんもノリノリです。
すると、店のママのような人がTさんとMさんに合わせてノリノリで寄ってきて、「久しぶり」みたいな会話をしています。TさんとMさんは、このお店でも顔なじみのようです。
酒の店で飲んだシンハービアが、体中に染み渡っていた僕も、何とか周りのテンションに合わせばければと、「ウィー!」とか「イェー!」とか叫びます。
席に着くと、ハイネケンのボトルが運ばれ、何やらTさんがその場で現金で払っています。なるほど、ゴーゴーバーはその場で会計をしてくれる明朗会計のシステムのようです。
バダビンでただただ圧倒される
Kさんも合流し、4人でハイネケンで乾杯です。僕は、初めて見る光景と、初めての雰囲気で、ただただ圧倒されています。
相変わらずお立ち台の上では、やる気のなさそうに体を動かしている女の子と、バキバキに踊っている女の子がいます。そして、そんな女の子達がこちらを見ながらウインク等をしてきます。そんな光景を眺めながら男4人でハイネケンを飲みます。
音楽が変わるタイミングで女の子がおりてきて、今まで白人のおじちゃんとイチャイチャしていた女の子達がお立ち台に上がります。
お立ち台からおりてきた女の子達は、僕たちが座っているところに来て、僕らの隣に座ります。先輩たちは、そんな女の子達と何やらタイ語で楽しく会話をしています。
僕の隣に来てくれた女の子とも「名前は何?どこから来たの?」的な感じで話しかけてくれますが、凄く美人な子が、水着のような恰好で僕の隣に密着して座っている状況だけでやばくて、こんな遊び方をしたことがないので、何を話していいかわからず会話が全く続きません。
そんな感じでいると、Tさんがテキーラを頼んだらしく、女の子の分も含めてテキーラが運ばれてきます。もうこれは飲んで理性を吹っ飛ばすしかないと思い、テキーラを飲み干します。
先輩たちや慣れた感じで女の子達と会話をし、女の子達も楽しそうにしています。Mさんを見ると、お〇ぱいを楽しそうに揉みまくっており、Tさんは女の子にキ〇をしています。僕もおいて行かれないように、何とか女の子に楽しんでもらおうと頑張って話たのを覚えています。
ゴーゴーバーのはしご
そんなしていると、また女の子達が入れ替わるタイミングになったようで、お立ち台に戻って行きます。
「どう?楽しんでる?」とTさんから聞かれます。「はい、こんなの初めてなんで、どうしていいか分からないです」と正直に言うと、Tさんはニヤニヤしながら、「好きなように楽しめばいいよ」と言います。
「おし、じゃ行くか」と席を立つと、店のママが来て「チップチップ」とせがんできます。先輩たちがいくら渡しているのを見ながら、お店の外にでました。
時計を見ると、時間がもう夜の23時を過ぎています。さすがにもう帰るのかと思いきや、先輩たちは家とは別の方向に進んで行きます。
フードランドというスーパーの前を通り、雑居ビルに入って行きます。次はどこに行くのかなとドキドキしていながら、エレベーターに乗ります。「Shingo、4階」と言われた通りに4階を押しますが、壊れているのか階数のボタンを押しても階数が光りません。
しかし、反応はしているようで、エレベーターのドアがガタンと閉まると、ゆっくり動きだします。4階に到着してドアが開くと、ゴリマッチョのセキュリティが待ってましたとばかりに迎え、奥にあるドアを開けてくれます。
ドアが開いた瞬間、緑やら黄色やらの光と、爆音のダンスミュージックが流れるクラブのような場所に、これまた水着の女の子が沢山います。
どうやらこのお店は、お立ち台があるタイプのゴーゴーバーではなく、クラブみたいになっているタイプのゴーゴーバーのようです。
店内に入った瞬間、女の子達が「Tさん~、Mさん~」というような感じでこちらに来ます。先輩たちはここも常連のようです。
そのゴーゴーバーの名前はブラックパゴダというようで、女の子達は黒い水着を着ています。2軒目のゴーゴーバーなので、僕も少しは慣れてきて、踊ったり、○○したり楽しい時間を過ごしました。
ここでもビールとテキーラを浴びるように飲み、かなり酔っぱらっていました。先輩たちもかなり酔っぱらっており、明日は仕事にも関わらず、皆馬鹿みたいに騒いで、飲んで、わけわからず踊りまくり、楽しい時間を過ごしたのでした。
女の子達と家に帰る
そんな楽しい時間を過ごした後、もう時間は既に深夜3時前になっていました。そこでようやく帰ろうということになり、お店を後にしました。
お店を出ると、なぜかTさんとMさんはお店の女の子達を連れています。ペイバーと言って、お店にお金を払って、連れ出したとのことでした。
お店を出て、フードランドの前を通り、パッポンソイ2通りからシーロム通りを反対に渡り、サラデーン通りに入ります。
前には女の子とイチャイチャしながら歩くTさんとMさん、僕は歳の近いKさんと肩を組みながら楽しく歩いて寮に帰りました。
寮に着くと、TさんとMさんは女の子と部屋に消えて行き、部屋からはベッドで楽しんでいる音が聞こえてきます。
僕は女の子は連れて帰りませんでしたが、「これがタイか」とタイ2日目にして、タイを夜から少し知ることになるのでした。


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