ランドオペレーターとは | 旅行にはなくてはならない裏方的な存在

ランドオペレーター 仕事について
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海外の旅行会社(ランドオペレーター)で5年間現地採用で働いていたGun-Chanです。

海外の旅行会社で働いていると言えば、日本から海外へのインバウンドを現地で手配するランドオペレーターか、海外から日本へ送客するアウトバウンドのどちらかになります。

ランドオペレーターは海外旅行には必須の仕事であるにも関わらず、その存在は殆ど知られていません。この記事では、あまり表舞台には登場することのないランドオペレーターの仕事について少しご紹介します。

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ランドオペレーターと旅行会社の関係

ランドオペレーターは旅行会社とは少し違います。よく世間一般的に知られている旅行会社はJTBやHISなど旅行業法に旅行業登録をしている旅行商品販売会社で、ランドオペレーターは旅行業法の登録を必要としない会社になります。 

旅行会社が海外旅行手配を行う時には、ホテルやレストランやツアーガイドや交通手段をそれぞれ別々に直接手配することは殆どなく、ランドオペレーターに一括して手配を任せます。

旅行会社にとってランドオペレーターは業者、ランドオペレーターにとって旅行会社はお客様となります。小売店と卸売業者の関係です。

Gun-Chan
Gun-Chan

ランドオペレーターは旅行会社にとって仕入れ業者なので、私たち一般消費者には見えにくいところにいるんだよ。

ランドオペレーターはBtoBをメインにビジネスを展開しているのです。

ランドオペレーターは独立系と日系旅行会社の海外法人のいずれか

ランドオペレーターは日系旅行会社の海外法人や海外支店がオペレーターとなる場合と、ランドオペレータービジネスのみを行っている独立系の二つに分かれます。

JTBやHISは世界各地に自社グループの海外現地法人をもっており、その自社グループの海外現地法人をランドオペレーターとして利用しています。

一方、近畿日本ツーリストや阪急交通社など海外に自社で現地法人をもっていない、もしくは限られた拠点にしか現地法人をもっていないといった場合、独立系のランドオペレーターを利用して手配を行います。

Gun-Chan
Gun-Chan

自社で海外現地法人をもっている旅行会社はJTBとHISくらい。これら2社の旅行会社以外は独立系のランドオペレーターを利用しているよ。

独立系のランドオペレーターの規模も大小様々で、各国に拠点をおき幅広くオペレータービジネスを行っているランドオペレーターもあれば、ある一つの都市に特化したランドオペレーターもあります。(例えばプーケットだけなど)

ランドオペレーターの存在意義

旅行会社はランドオペレーターという業者を利用して手配を一括にまとめます。手配先を分散させるよりは、手配先を1つに絞ることで手配管理がしやすいだけでなく、手配ミスを防ぐことにもつながり、支払いも1つ集約することができます。

ランドオペレーターの存在は海外現地のホテル、レストラン、車会社などサプライヤーと呼ばれるランドオペレーターから実際の手配を受ける会社にとっても重要な存在です。

例えば現地のホテル、レストラン、車会社などは日本マーケットに対して販売チャンネルをもっていないことが大半です。

そこで日本の旅行会社とビジネスをしているランドオペレーターを利用して、自社サービスの販売促進や、宣伝をしてもらうのです。

Gun-Chan
Gun-Chan

ランドオペレーターは日本の旅行会社だけでなく、海外現地の旅行関係企業にとっても大事な存在なんだよ。

ランドオペレーターの仕事内容とは

ここまでランドオペレーターと旅行会社の違い、ランドオペレーターの存在意義などをご紹介しました。

ここからはランドオペレーターの仕事内容をご紹介します。

Gun-Chan
Gun-Chan

ランドオペレーターの仕事内容は大きく分けて4つ。ここからはその4つの仕事を紹介していくよ。

(1) 企画・提案の仕事

ランドオペレーターは海外現地のホテル、レストラン、車会社などの販売促進や宣伝といった役割を担っているとご紹介しました。

例えば、あるホテルから期間限定の特別料金や特典を仕入れて日本の旅行会社に販売するといったような企画提案もランドオペレーターの主な仕事です。

このような企画は一般消費者が「今だけお得!5つ星豪華ホテルに格安で宿泊する○○2泊3日」などで目にするものです。これはランドオペレーターが企画提案した素材を使って、日本の旅行会社が商品化して販売したものになります。

ランドオペレーターも日本の旅行会社からの手配依頼を待っているだけではなく、海外現地のホテルやレストランと協力して企画提案を行い、海外旅行の案件を受注しにいかなければなりません。

またホテルやレストランなどから旅行素材を仕入れるだけでなく、新しい観光箇所を見つけて新しい観光コースを作って日本の旅行会社に提案したりすることもランドオペレーターの大事な仕事です。

Gun-Chan
Gun-Chan

海外現地のサプライヤーといい関係を築き、また常にアンテナを張りながら、新鮮な旅行素材を提供するやりがいのある仕事だよ。

(2) 実際の旅行手配の仕事

ランドオペレーターが日本の旅行会社に対して企画や提案を行ったりなどし、実際に旅行案件を受注したら、今度は実際の旅行手配の仕事に入ります。

日本の旅行会社からの旅行手配依頼をもとに、ホテルであれば部屋タイプや泊数、特典やベッドタイプのリクエストなどを細かくホテルに手配を入れます。

レストラン手配であれば、料理内容から席の配置、アレルギーなどの対応まで漏れなく手配を入れ、必要に応じて事前に試食を行うこともあります。

また旅行案件の内容に応じて、対応できる日本語ツアーガイドのアサインも大事な仕事です。ツアーガイドは実際にお客様の満足度を左右する大事な手配となりますので、質の良いツアーガイドを多く抱えていることがランドオペレーターの価値とも言えます。

Gun-Chan
Gun-Chan

オペレーターは手配のプロとして旅行会社からもサプライヤーからも信頼されるように細心の注意を払わないといけないよ。

(3) 手配内容の実際の運行管理の仕事

ランドオペレーターの仕事は、「手配して終わり」というものではありません。手配会社として手配の履行を責任をもって管理しなければなりません。

その為にホテルやレストラン、車会社などの担当者と事前に細かく打ち合わせを行い、状況によっては当日はランドオペレーターの社員が現場で実際にハンドリングを行ったりもします。

日本ではなく海外での手配となりますので、日本の認識とずれている箇所を少しずつ調整し、当日は日本の旅行会社とサプライヤーの間に調整役として入り、円滑な手配になるように管理をするのもランドオペレーターの大事な仕事です。

Gun-Chan
Gun-Chan

手配して終わりではなく、手配内容に責任をもって運行管理することがランドオペレーターの大事な仕事だよ。

(4) 緊急時の対応の仕事

海外現地では体調を崩されるお客様が出てきたり、事件や事故に巻き込まれることもあります。そういった緊急時にお客様の安全を確保するのもランドオペレーターの大事な仕事です。

海外現地では日本とは環境が異なりますので、体調を崩されるお客様が多くいらっしゃいます。日本であればすぐに病院に行けばいいですが、言葉が通じない海外ではそういう訳には行きません。

またスリや盗難、パスポートの紛失なども度々発生します。

そういった場合に病院のご案内や警察署のご案内、日本大使館への連絡などの対応をし、場合によっては実際に病院を手配したり、警察署に同行したりすることもあります。

ランドオペレーターはとにかくお客様を安全に日本に帰国させる責任がありますので、緊急時は24時間いつでも対応しなければならないのです、

Gun-Chan
Gun-Chan

旅行会社や旅行者にとっては24時間の日本語での緊急対応は非常に心強いよね。

ランドオペレーターのまとめ

ここまで簡単にランドオペレーターというものを紹介してきました。実際はもっと仕事は細かく分かれています。

ランドオペレーターは旅行会社、消費者、海外現地のサプライヤーにとってはなくてはならない存在で、そこで働くということは非常にやりがいのあるものです。

少しでもランドオペレーターの仕事に興味をもって頂いた方はこちらの記事ものぞいてみてください>>>

では!

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